食べトクとやま旬だより「かまぼこ」
◇◆富山の食材のご紹介!「かまぼこ」◆◇
今回は、富山の名産品である「かまぼこ」をご紹介します。
富山の「かまぼこ」は「板」がないのが特徴です。すり身を板の上に盛りつけて成形する「板かまぼこ」に対して、富山の「かまぼこ」は、すり身を板状に伸ばした後、だし巻き卵のように巻いたものを蒸して仕上げます。「ぐるぐるかまぼこ」と言われる所以です。なかでも、赤や青に着色した薄いすり身と一緒に巻いて、断面に鳴門巻きのような模様ができる「色巻きかまぼこ」が普及しています。
富山の「かまぼこ」について、もうひとつ注目されるのが「細工かまぼこ」です。色づけをしたすり身を鯛、鶴亀、松竹梅などに成形したもので、主に婚礼の引出物として使われます。これは、祝いの席の縁起物として重宝される鯛が不足した際に、かまぼこで代用したことにルーツがあるとされます。細工かまぼこは、柔らかく練ったすり身を絞り出す独自の技法によって、職人が一つひとつを手づくりしています。富山県内のかまぼこ製造メーカーで構成される富山県蒲鉾水産加工業協同組合では、3月19日を「細工(319)の日」として細工かまぼこの魅力を届ける活動を行っています。
見た目も楽しめる「かまぼこ」をこの機会にぜひ味わってみてください!
◇◆富山の食材「かまぼこ」を使ったレシピ!◆◇
今回は、火を使わず素早く作れる「枝豆とかまぼこのクイックピラフ」をご紹介します。
【材料(4人分)】
冷ご飯800g
コーン(ゆで)・・・120g
枝豆(ゆで)・・・120g
かまぼこ(赤巻き)・・・80g
塩昆布・・・16g
バター・・・40g
こしょう・・・少々
オーブンペーパー・・・30cm×4枚
【作り方】
(1)オーブンペーパーを広げ、4等分した冷ご飯・角切りにしたかまぼこ・コーン・枝豆・塩昆布の順にのせ、最後にバターとこしょうをふり、ホイル焼きの要領で包む。
(2)電子レンジで加熱し、オーブンペーパーを広げてよく混ぜ合わせる。(1人前2分程度)
レシピは「とやま食育ひろば」ホームページ
富山型食生活モデルメニュー[春夏編第2版](協力 富山県栄養士会)から掲載
https://www.pref.toyama.jp/documents/12342/harunatu2.pdf
◇◆クイズにチャレンジ!富山の特産品プレゼント◆◇
「越中とやま食の王国」ホームページでは、クイズに答えて、富山の特産品をプレゼントしています。
ご応募はこちら→ https://shoku-toyama.jp/present/