食べトク旬だより「ベニズワイガニ」
◇◆旬の食材のご紹介!「ベニズワイガニ」◆◇
今回は、9月1日に漁の解禁を迎えたベニズワイガニについてご紹介します。
ベニズワイガニ漁が解禁されると富山湾の沖合いでは、直径が1.5mある鉄製の重い「カニカゴ」が、ひとつの漁場で何百個も沈められます。水深800~1500m付近に沈められたカゴが再び引き揚げられるのは2~3日後。仕込まれた餌を求めてカゴに入ったベニズワイガニは深海から一気に引き揚げられます。この漁法は「かにかごなわ漁法」と呼ばれ、魚津市の漁師、浜多虎松さんが昭和30年に生み出したものです。現在では、世界中のベニズワイガニ漁がこの漁法で獲られています。
ベニズワイガニは、肉厚で身離れがよく、甲羅の味噌がとろけるように美味しいと、人気が高く、県では「高志の紅ガニ(こしのあかがに)」としてブランド化を図っています。「県のさかな」として、春のホタルイカ(富山湾の神秘)、夏のシロエビ(富山湾の宝石)、冬のブリ(富山湾の王者)に続く富山湾の“秋の味覚”として、「高志の紅ガニ」をぜひご賞味ください。
◇◆旬の食材「ベニズワイガニ」を使ったレシピ!◆◇
今回はベニズワイガニのうまみたっぷり、「カニの炊き込みご飯あんかけ」をご紹介します。
【材料(6人分)】
・ベニズワイガニむき身・・・150g
・米 ・・・2合
・卵黄 ・・・1個
・水溶き片栗粉 ・・・適量
(A)
・出し汁 ・・・330cc
・薄口醤油 ・・・15cc
・酒 ・・・15cc
(B)
・出し汁 ・・・500cc
・薄口醤油 ・・・30cc
・みりん ・・・15cc
【作り方】
(1) 米を手早く研ぎ洗いして、水に1時間つけてからざるに上げ、水気をしっかり切っておく。
(2) 炊飯器に(1)とカニと(A)を入れ炊きあげる。
(3) 鍋に(B)を合わせ入れ、ひと煮立ちしたら火を弱め水溶き片栗粉でとろみをつけ、水でのばした卵黄をとき入れる。
(4) 器に炊きあがった(2)をよそい、(3)をかける。
レシピは「うまさ一番富山のさかな」より出典
https://www.toyama-sakana.jp/recipe/kani4/
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